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卵巣がんの外科療法

卵巣がんの治療方法には外科療法、放射線療法、化学療法などがあります。
ここでは、卵巣がんの外科療法についての説明をしましょう。

卵巣がんは手術により確実に診断ができます。
卵巣がんは抗がん剤が比較的効きやすいが、診断が難しいがんです。
そのため、手術を行うことで、がん細胞のタイプや、がんがどの程度広がっているのかがわかり、手術後の治療方針を決めることができます。
卵巣がんの手術は転移の状態や年齢などにより異なります。
下記の方法のうち、通常は卵巣の切除と大網(たいもう)の切除が行われます。
さらに後腹膜リンパ節郭清(かくせい)や腸管などを一緒に切除する場合があります。

(1)卵巣の切除
片側の卵巣や卵管だけの切除、両側の卵巣、卵管、子宮を含め切除する方法があります。

(2)大網切除
大網(胃から垂れ下がり、大腸・小腸を覆う大きな網のような脂肪組織)は卵巣がんの転移が最もよく起きる組織です。
大網を切除しても実害はありません。

(3)後腹膜リンパ節郭清
卵巣がんの転移が起こりやすい部位のひとつが、後腹膜リンパ節です。
後腹膜とは、大動脈、下大静脈、腎臓、尿管などがある場所を指します。
リンパ節郭清とは、がん細胞がリンパ節を通り転移するのを防ぐため、周辺のリンパ節やリンパ管をすべて切除することです。

(4)腸管などの合併切除
腹腔内のがんの転移をできるだけ抑えるために、大腸、小腸、脾臓などを卵巣がんと一緒に切除する場合があります。



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子宮筋腫と子宮全摘出手術

子宮筋腫の治療の一つに子宮をまるごと切除する子宮全摘出手術があります。
この方法は筋腫が大きく重い症状を持つ妊娠を望まない女性に適した治療です。

子宮を摘出することによって起こる女性の体の変化には、月経がなくなること、妊娠が出来なくなることの2つがあります。

子宮を摘出すると女性らしさがなくなるとか、性生活ができなくなると考えている人も多くいます。
しかし女性らしさは臓器の有無ではなく内面から出てくるものです。
また女性らしさの要素の一つである女性ホルモンは卵巣が残っていれば分泌されるため、実際には女性らしさを失うことも、性生活ができなくなることもありません。

子宮全摘出手術は比較的体に負担が少ない手術です。
腹式手術の場合では手術の翌日には自分で走行できるようになり、食事も流動食を摂ることができます。
入院期間には個人差がありますが、2週間みれば十分だと言われています。
しかし退院後は無理をせず、なるべく腹圧をかけないように、適度に休息を取りながら日常生活に体を慣らしていくようにします。
最近ではお腹を切らない膣式手術も広く行われるようになっています。

どちらの方法にしても手術の後の定期健診を忘れずに受けて、慎重に回復を待つことが望まれます。

子宮を摘出したことに大きな喪失感を抱いてしまう女性もいます。
しかし筋腫による辛い症状から解放されたことを前向きに考えて、その後の人生を有意義に生きることが大切です。


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卵巣がんの病期(ステージ)

がんの病期(ステージ)とは、がんの進行の度合いを表すものです。
がんがどのくらい広がっているかによって治療方針が変わります。

卵巣がんのステージは下記の通りです。

・I期
がんが片側、もしくは両側の卵巣にだけに留まっている状態。
卵巣表面にがんが認められる場合、腹水の細胞診断で悪性と判断された場合、被膜破綻、いずれかの場合がI期となります。

・II期
がんが卵巣の周囲(骨盤内の卵管、子宮、直腸、膀胱など)の腹膜に転移している状態。
腹膜とは、内蔵の表面を包んでいる膜のことで、腹膜と腹壁の内側の膜がひとつながりになり、腹腔と呼ばれる大きな袋を作っています。
IIa期: がんは子宮・卵管の両方もしくは片側へ広がっています。
IIb期: 骨盤内のその他の膀胱・直腸など骨盤内組織に広がっています。
IIc期: がんが骨盤にある組織に進展し、腹水や腹腔洗浄液が悪性細胞陽性のもの。

・III期
がんが卵巣の周囲(骨盤内)の腹膜だけではなく、骨盤外の上腹部や後腹膜リンパ節に転移している状態。
後腹膜とは、大動脈、下大静脈、腎臓、尿管などがある場所です。
IIIa期: がん細胞が腹膜の表面に広がっている状態。
IIIb期: 腹膜に広がっているがんが直径2cm以下の状態。
IIIc期: がんがリンパ節に転移し、腹膜に広がっているがんが直径2cm以上の状態。

・IV期
卵巣がんが腹腔外に転移しているか、あるいは肝臓に転移している状態。

I、II期は手術で完全に切除できます。
しかし、III、IV期は手術だけでは完全に取り除くことができません。



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子宮筋腫と過多月経

女性の体調の悩みに多いものは月経に関わるものですが、中でも過多月経は月経痛、月経不順に次いで多くの女性が悩んでいる症状です。

過多月経とは普通より経血の量が多かったり、期間が長引いたりすることをいいます。
大きな血液のかたまりが毎回混じる場合も過多月経と考えられます。

月経時の経血の量には個人差がありますが、一般的に月経期間中合わせて50グラムから100グラム、月経期間は3日から7日と言われます。
目安としてはナプキンが1時間もたない、外出に支障を来す程の経血の日が何日も続く場合は過多月経と判断できます。
しかし過多月経の明確な目安はないため放置されることが多いのが実情です。

過多月経の原因にはいろいろなことが考えられますが、病気が原因となって起こる器質性過多月経と、身体調整機能の失調が原因となって起こる機能性過多月経に分けられます。

器質性のものとして多いのが子宮筋腫で、経血量の多さに加えて月経痛や腰痛がひどくなるなど、頻尿、便秘、帯下の異常、下腹部痛などの症状が表れた場合には子宮筋腫の可能性を考える必要があります。
早めに婦人科で診察を受けるべきでしょう。

子宮筋腫による過多月経では月経による貧血に加え、筋腫に血液が奪われるため、貧血がさらにひどくなる恐れがあります。
また貧血により倦怠感や頭痛、めまいなどの症状も強くなります。
婦人科で適切な治療を受けるとともに、日頃から食事の中で鉄分を多く摂る心掛けが必要です。



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子宮筋腫とホルモン療法

子宮筋腫で行われる薬物治療の一つにホルモン治療があります。
これは筋腫が大きく症状が重い場合や、手術前に出血を抑えるために行われる治療です。

子宮筋腫の発生と成長には女性ホルモンが深く関わっています。
それは卵巣から女性ホルモンが活発に分泌される年齢に子宮筋腫の女性が多く、初経前の女性に子宮筋腫はみられず閉経後には筋腫が小さくなることからも分かります。

ホルモン治療は脳の下垂体に働きかけて女性ホルモンの分泌を抑え、排卵を一旦止めることによって筋腫の縮小や症状を改善する治療方法で、偽閉経療法とも呼ばれています。

日本の一般的なホルモン治療ではGnRHアナログという薬が使われ、皮下注射や点鼻薬によってこの薬を摂取します。
副作用が強く、のぼせ、ほてり、肩こり、頭痛、不眠、動悸、発汗、うつ状態、肝機能障害、めまい、膣の乾燥など、更年期障害のような症状が表れることがあります。
またエストロゲンの減少によって骨密度が低下すると骨粗鬆症になることもあります。
このような副作用が非常に強い場合には、女性ホルモンを少量摂取することや、漢方薬を服用するなどの対応がされます。

皮下注射では4週間に1度の注射、点鼻薬の場合は1日2?3回噴射することになります。
副作用を考えて長期間の使用は向かず、連続で投与する場合には6か月までとされています。
またGnRHアナログは高価な薬であるため、治療に多額の費用がかかるという面も考慮する必要があります。



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卵巣がんの腫瘍マーカー

体内に腫瘍ができると、健康時には見られない特殊な物質が腫瘍から作られて血液中に現れてきます。
腫瘍マーカーとは、この特殊な物質を指します。
がんが発生した臓器と腫瘍マーカーは深い関連性があるので、血液中に腫瘍マーカーが多く発生したときには、がんの発生が推測できるのです。

腫瘍マーカーは、がんの早期の場合には陽性と診断されないことが多く、逆に陽性であってもがんでない場合もあります。
腫瘍マーカーは、健常者の血液中にも微量、時には高い値を示すこともあるのです。
そのため、腫瘍マーカーはがんの早期発見の手段としては使わず、がん診断の補助的な手段として、そしてがんの進行を診るうえでの指標として使います。

血液中に微量に存在する糖タンパクであるCA125は、腫瘍マーカーの一項目です。
このCA125という腫瘍マーカーの測定は卵巣腫瘍の良性、悪性の判定に役立ちます。
卵巣がんの最も多いタイプ、漿液性(しょうえきせい)腺がんは、この腫瘍マーカーであるCA125が高い値を示します。
血液中のCA125は、卵巣がんに比較的特異性の高い腫瘍マーカーなのです。
転移のある卵巣がんでは、ほとんどの人はCA125が陽性です。
多くは非常に高値になるため、血液検査のみで卵巣がんと判明する場合もあります。
しかし、早期がんではCA125は陽性になる確率は低く、若い女性の中には軽度陽性であっても、がんのない人も存在します。
したがって、卵巣がんの早期発見において、CA125はあまり役立たないのです。

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子宮筋腫と経過観察

子宮筋腫は良性の腫瘍で緊急性の低い病気です。
子宮筋腫があると診断された場合でも、全く症状のない場合も多くあります。
症状がない場合や筋腫が大きくなっている様子がない場合には、特別な治療を行わないのが一般的です。
この場合、経過観察という措置が取られますが、これはただ放置してよいという意味ではなく、定期的に検診を受けて観察する必要があるという措置です。

特に年齢的に閉経が近い女性では子宮筋腫が大きくなっていても経過観察の措置が取られることが多くあります。
それは閉経後には筋腫の発育が止まり、その後はほとんどの筋腫が小さくなるからです。

反対に20歳代、30歳代では年齢的にその後筋腫が大きくなる可能性が高く、何かの症状が表れる可能性が高いと考えられます。
そのため経過観察といっても定期検診を忘れずに受けることが大切です。

経過観察中に注意すべきことは、帯下(おりもの)や月経の変化です。
異常に気がついたら早めに受診し、必要に応じて治療を受けることになります。
また筋腫があると貧血になりやすいため、毎日の食事で鉄分を多く摂るように心掛けるようにします。

貧血の程度によっては経過観察中に鉄剤が処方されることもあります。
また病院によっては食事内容や生活習慣の見直しによって筋腫の発育を遅らせる試みが行われます。

子宮筋腫の発育や他の臓器への影響は予測ができません。
経過観察は筋腫の変化にいち早く対応するための重要な措置なのです。



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卵巣がんの症状

卵巣がんの初期は、ほとんど症状がありません。
そのため、卵巣がんの2/3は転移してから見つかります。

卵巣がんには転移しやすいがん・転移しにくいがんがあります。
転移しにくい卵巣がんは、腫瘍が小さいうちは子宮の定期健診などで発見されることがあります。
腫瘍が大きくなると、下腹部にしこりや圧迫感、膀胱圧迫による頻尿などの症状が出てきます。
このような異常に気付き、エコー(超音波)検査を受けて、卵巣がんの早期発見につながることがあります。

転移しやすい卵巣がんは卵巣内であまり大きくならないうちに転移してしまいます。
腹水のためにおなかが大きくなり、胸水による息切れなど、転移による症状により異変に気づくことが少なくありません。

卵巣がんの転移で一番多いのは腹膜播種(ふくまくはしゅ)です。
卵巣の表面からがん細胞が腹膜に広がっていきます。
腹膜播種は卵巣近くだけでなく、卵巣から一番遠い腹膜である横隔膜にもよく見られます。
がんが横隔膜から胸腔内に広がると胸水がたまります。

リンパ節転移により腹部大動脈の周りのリンパ節や骨盤内のリンパ節が腫れて、次第に胸や首のリンパ節へと広がることもあります。

転移のない卵巣がんは手術だけで治療できますが、転移のある場合には手術と併行で化学治療も行われます。

診察やエコーで腫瘍が見つかっても、それだけでは良性・悪性を判断できません。
判断するためには、画像診断や腫瘍マーカーが用いられます。
画像診断ではエコー検査、MRI、CTなどが行われます。


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子宮筋腫と不妊

子宮筋腫によって起こる深刻な症状の一つに不妊があります。
子宮筋腫が絶対的な不妊の原因とは言えませんが、不妊で悩んでいる女性は一度子宮筋腫の検査を受けてみるとよいでしょう。

子宮筋腫の中でも子宮の外側に向かって発育している筋腫は妊娠に影響しませんが、子宮内腔に向かって発育している場合には妊娠の障害となる可能性が高まります。
なぜなら子宮内腔に向かって筋腫が生長すると子宮内腔が変形や拡大を起こし、受精卵の着床障害が起こりやすくなるからです。
また筋腫の位置によっては卵管が圧迫されて、精子が卵管を通る際の障害となることもあります。

また、子宮筋腫があると筋腫に血液を取られて貧血状態になります。
本来、受精卵が着床する子宮内膜は柔らかく温かいものですが、筋腫に血液を奪われた子宮内膜は受精卵の着床障害が起こりやすい状態になります。
運よく着床しても発育障害が起こる場合や、出産時の障害となる場合もあります。

子宮筋腫による不妊の症状がある場合、多くのは手術によって筋腫だけを切除する方法がとられます。
また薬物療法によって筋腫を小さくする方法もあります。
いずれの場合も医師とよく相談して、筋腫の大きさや場所などによって適した治療を行うことになります。

子宮筋腫にストレスは悪影響を及ぼすという説もあります。
実際に筋腫を持ったまま妊娠、出産をする女性が多く存在していることを考え、子宮筋腫があっても深刻に考えすぎず、前向きに治療を受けることが大切です。




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子宮筋腫の予防

子宮筋腫は成人女性の多くにみられる病気と言われていますが、生活習慣病とは異なり、日常生活で予防する方法はありません。
しかし早い段階で見つければ、子宮筋腫による辛い症状を予防できる可能性があります。

子宮筋腫とはもともと子宮の筋肉組織に小さい筋腫の芽が発生したことから始まります。
筋腫が小さいうちはほとんどの場合自覚症状がなく、筋腫が発育して大きくなると症状が表れます。
そのため筋腫が小さいうちに発見し、必要に応じて早めに治療を受けることが辛い症状を予防する第一歩だと考えられます。

筋腫を早期発見するためには婦人検診をできるだけ早めに、そして定期的に受けることが最も効果的です。
症状がない場合、筋腫を放っておいても生命に関わることはありませんが、人によってはどんどん発育して巨大な筋腫になることもあります。
そのため経過観察であっても定期的な診察を怠らないことが望まれます。

また、子宮筋腫があると過多月経や筋腫に血液を奪われることによって貧血になります。
貧血は動悸、息切れ、頭痛、倦怠感などの不快な症状につながる恐れがあります。
こういった症状を予防するためには、日常の食事で十分に鉄分補給をすることが必要です。
赤身の魚、海藻類、貝類、レバー、子魚、緑黄色野菜などを多く摂るように心掛けるとよいでしょう。
またサプリメントを利用するのも一つの方法です。

また食事による栄養補給と同時に、運動を習慣的に行い、血液の流れを停滞させないことも予防になります。

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卵巣嚢腫(のうしゅ)

卵巣の腫瘍は、良性のことが多い卵巣嚢腫と、悪性であることが多い充実性腫瘍に大きく分けられます。
卵巣嚢腫は、卵巣に液状物質が溜まり腫れている状態を指します。
婦人科臓器に関する腫瘍では、卵巣嚢腫は子宮筋腫と並び、発生頻度の高い腫瘍です。
子宮筋腫は、子宮内の子宮平滑筋(へいかつきん)細胞が何らかの原因で筋腫が発生し、女性ホルモンの影響で成長する良性の腫瘍です。
子宮筋腫は小さいものまで含めると大部分の女性が持っているものです。

卵巣嚢腫の大きさはピンポン玉くらいのものや、大きくなるとグレープフルーツ大の大きさになります。
大きくなると茎捻転(けいねんてん)や、出血、破裂の危険性が出てきます。
ほとんど卵巣嚢腫は良性のものですが、まれに悪性のものがあるので、卵巣嚢腫が見つかった場合は慎重に良性か悪性かを判断する必要があります。

主な卵巣嚢腫の種類は下記の通りです。

・機能性嚢腫
排卵の時には卵子を入れる袋である卵胞が大きくなり、卵胞が破裂することによって卵子が飛び出し排卵が起こります。
機能性嚢腫とは、卵胞が破裂せずにそのまま残り排卵が起こらない状態です。
たいていは月経時に小さくなります。

・単純性嚢腫
中に水のたまる良性の卵巣腫瘍です。
大きくならなければ経過観察だけですが、まれに悪性のものがありますので、経過観察はかかさないようにしてください。

・成熟嚢胞性奇形腫 (せいじゅくのうほうせいきけいしゅ)
皮様嚢胞腫、類皮嚢腫とも言います。
内部に骨、頭髪、歯などができる腫瘍で、次第に大きくなることが多く、そのため手術が必要となることが多い腫瘍です。
一部ががん化することがあり、経過観察が必要です。

・子宮内膜症性嚢腫
チョコレート嚢腫とも言われる腫瘍です。
子宮内膜が子宮の内側以外でできる病気であり、子宮内膜症が原因でできる腫瘍です。
卵巣に子宮内膜ができると卵巣内で月経がおこり、その血液によって腫瘍がチョコレート色に見えることから、この名があります。

このように良性の多い卵巣嚢腫ですが、まれに悪性のものや卵巣がんとなるものがあるので卵巣嚢腫であっても経過観察はかかせません。
卵巣がんから命を守るためには、定期健診や経過観察を継続的に受診する必要があります。




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子宮筋腫の原因

子宮筋腫の発生する原因が何かということは現在まだ明らかになっていません。
そこで子宮筋腫の原因においてはさまざまな推測がされています。

現時点で明らかになっていることの一つに、初経前の若い女性に子宮筋腫はほとんど発生することはなく、閉経後は次第に小さくなるということがあります。
こういったことから子宮筋腫の原因は月経を起こす女性ホルモンと深い関わりがあると考えられています。

また仮説の一つとして、子宮筋腫の芽は人が生まれる前、すなわち胎児の時代から既に作られている、というものがあります。
これはこれまでのいろいろな実験によって、既に出来上がっている子宮の筋肉に筋腫の芽は発生しないということが分かったからです。
胎児の時代には子宮の筋肉の形成時に少し違った筋肉細胞があちこちに作られます。
その筋肉細胞は生まれてから成長し、思春期になって卵巣から女性ホルモンが分泌されるようになるとさらに成長します。
そして月経を繰り返すうちに子宮筋腫になるというのがこの仮説です。

また月経自体が筋腫の芽を生み出すという考えもあります。
妊娠に向けて準備していた子宮の筋肉が、月経によって何度も中断されることによって細胞に異常が起こり、筋腫の芽になる細胞をつくるというものです。

さらに子宮筋腫の発生を増加させているのが女性の出生率の低下です。
そして不規則な食生活や過度のストレスなどによってホルモンバランスが乱れることが追い打ちをかけているのではないかと推測されています。



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茎捻転(けいねんてん)

卵巣は子宮と卵巣をつなぐ2本の靭帯で支えられています。
卵巣に腫瘍ができて5cm以上の大きさになると、おなかの中で回転して靭帯がねじれてしまうことがあります。
これが茎捻転(けいねんてん)です。
この確率は10%くらいと言われています。
靭帯の働きは卵巣を支えるだけではありません。
靭帯には卵巣に通じる静脈や動脈、神経も通っています。
このため茎捻転が起こると卵管や靭帯がねじれることで、血流がさえぎられ、激しい吐き気、発熱、嘔吐を伴う腹痛が起こり、時には意識不明に陥る場合もあります。
静脈圧迫によるうっ血や、神経圧迫による痛みが起こるのです。
また、腫瘍が破裂し、出血、化膿の症状が起こる場合もあります。
茎捻転になった場合には、早急に手術を受ける必要があります。
手術では、腫瘍や、場合によっては卵管や卵巣の摘出となります。
卵巣を取ってしまっても、卵巣は元々2つあり、片方が残っていますので妊娠・出産は大丈夫です。

茎捻転(けいねんてん)のリスクを抑えるため、卵巣腫瘍が6cmを超える場合には、良性であっても手術を考えたほうが良いでしょう。
また、茎捻転によって卵巣腫瘍があることに気づくこともあります。
虫垂炎と間違われる場合もあるので、注意が必要です。

このように、たとえ腫瘍が卵巣がんでなかったとしても、卵巣の腫瘍は大きな疾病につながることがあるのです。
卵巣がんにかかっていないか、腫瘍はできていないかなどをチェックするためにも、子宮検査とセットにして卵巣を定期健診することが必要です。


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子宮筋腫と薬物療法

子宮筋腫の治療方法には主に薬物療法と手術があります。
比較的症状が軽く日常生活に支障がない程度の子宮筋腫には、薬物療法で症状を緩和させながら経過を観察するのが一般的です。

薬物療法にはホルモン療法と対症療法の2種類があります。
ホルモン療法ではGnRHアナログなどの薬を投与し、女性ホルモンの分泌を抑えます。
現在は点鼻薬と注射器による投与が一般的です。
薬物投与によって人工的に閉経状態にし、次第に筋腫が小さくなって不快な症状が改善します。
偽閉経療法とも呼ばれる方法で、投与を中止すると筋腫の大きさや病状は元の状態に戻ります。
手術前や閉経が近い女性、また妊娠を希望している女性に適している治療です。
GnRHアナログは一日の使用量を守って投与することが大切であり、使用を忘れると効果が切れて子宮から出血が見られることがあるので注意が必要です。

次に対症療法は鎮痛剤、止血剤、鉄剤など、その時の症状に応じて症状を緩和する薬物を投与する方法です。
比較的筋腫が小さく症状が軽い女性や、妊娠中で他の治療が不可能な女性、また更年期の女性などに行われています。
漢方による対症療法も効果的です。

現在の薬物療法は一時的な効果は見られるものの、子宮筋腫を消滅させることは不可能です。
現在でも日夜薬物療法の研究は進められており、将来的には副作用が改善され、長期間使用できる薬の開発が期待されます。
そうなれば手術に頼らない薬物療法を選択する人も増えるでしょう。


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卵巣腫瘍―卵巣嚢腫と充実性腫瘍

卵巣腫瘍は、大きく2つに分けることができます。
その2つとは、良性であることが多い「卵巣嚢腫(のうしゅ)」と、悪性であることが多い「充実性腫瘍」です。
卵巣腫瘍のうち9割は「卵巣嚢腫」です。
残り1割が「充実性腫瘍」で、このうち8割が悪性であり、その代表的なものが卵巣がんなのです。

卵巣嚢腫は、卵巣腫瘍の中に分泌液が溜まってしまう袋状のものを指します。
卵巣嚢腫は、この袋の中身によって、毛髪や歯、骨、皮膚などが含まれている成熟嚢胞性奇形腫(類皮嚢胞腫、皮様嚢胞腫)、子宮内膜の組織や血液がたまることによりチョコレート色になる腫瘍のチョコレートのう腫、中にサラサラとした液体がたまる漿液性嚢腫(しょうえきせいのうしゅ)、ゼラチンのようなドロドロした粘液がたまる粘液性嚢腫(偽ムチン嚢腫)など、様々な種類があります。

充実性腫瘍は、卵巣の細胞が増殖してできた腫瘍で、触ると硬いので、腫瘍が大きくなって、おなかを触って硬くなっていることからわかる場合があります。
腫瘍が小さいうちは自覚症状がなく、腫瘍が大きくなって、硬いしこりや下腹部痛が起こるときがあります。
良性から悪性に移行することもあります。
充実性腫瘍は、腫瘍全体が充実成分(固形成分)である腫瘍と、充実成分・液体成分で構成される腫瘍があります。

卵巣嚢腫・充実性腫瘍とも小さいうちは自覚症状がありません。
腫瘍が大きくなり、腹部の圧迫感や不正出血、体重が増えないのにおなかがぽっこりしてくるなどの症状が出てわかることがあります。
卵巣がんは発見が難しいがんですが、子宮がん検診の時に卵巣のチェックも一緒に行うことで早期発見できる場合もあります。
子宮と卵巣をセットにして、定期健診することをお勧めします。



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子宮筋腫と手術

子宮筋腫による症状が重い場合や不妊や早流産などの弊害が考えられる場合には、手術が有効な選択肢の一つになります。
また筋腫が悪性の肉腫の可能性がある場合には手術による治療が適していると判断されます。

子宮筋腫の手術には、子宮をまるごと摘出する子宮全摘出手術と、筋腫だけを取り除く筋腫核手術の2種類があります。

筋腫核手術は主にその後に妊娠、出産を希望する女性に適していている方法ですが、妊娠を希望していなくても子宮を残したいと希望する女性にも選択されています。
ただし、この方法では小さな筋腫を完全に取り除くことは不可能であるため、手術後に筋腫が再発する可能性が残ります。

子宮全摘出手術は筋腫核手術と比較すると再発の心配がない完全な根治療法で、妊娠・出産を終えた女性に勧められる方法です。
不快な症状が一度に解決し、夫婦生活を含めたその後の生活に支障はありませんが、女性の象徴的な臓器である子宮を失ったということに喪失感を抱く女性も少なくありません。

子宮全摘出手術は腹部を切開する複式と、膣から行う膣式に分けられます。
一般的に膣式の方が痛みは少なく、術後の回復が早いという利点があります。
しかし巨大な筋腫や体内で他の部位との癒着が見られる場合には行うことができません。

手術の難易度は手術方法だけではなく、筋腫の大きさや子宮の状態、そして健康状態によって異なります。

近年は医療の技術が進歩し、子宮鏡や腹腔鏡などを使った新たな手法も取り入れられています。


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卵巣腫瘍と卵巣がん―胚細胞腫瘍

卵巣は主に、卵巣の表面を覆う表層上皮、ホルモンを作る細胞である性索間質、卵子のもとになる卵細胞(胚細胞)という組織から形成されています。
卵巣腫瘍の1つである胚細胞腫瘍は、胚細胞である卵細胞由来の腫瘍です。
幼年期を含む若年層に多い腫瘍です。
良性腫瘍・悪性腫瘍(がん)・良性と悪性の中間の性質を持つ中間群(境界悪性)があります。
胚細胞腫瘍には下記のような種類があります。

・成熟嚢胞性奇形腫 (せいじゅくのうほうせいきけいしゅ)
胎児が発生する段階の細胞が卵巣の中で腫瘍を形成したもの。
嚢胞内部に皮脂、毛髪、歯、軟骨などを含んでいます。
大きさは通常、直径10cm以下です。
皮様嚢胞腫、類皮嚢腫とも言います。
手塚治虫の漫画、ブラックジャックの中で、ブラックジャックがピノコを作ったのがこの腫瘍です。
良性の腫瘍です。

・未熟奇形腫
未熟な体細胞組織由来の奇形腫で、悪性と中間群にまたがる腫瘍です。

・卵黄嚢腫瘍
悪性腫瘍に分類されます。
10歳代にみられる腫瘍で、切除と化学療法による治療により、80%以上の生存率です。

・絨毛がん
絨毛細胞からなる悪性腫瘍です。
絨毛とは胎盤の外にある細い糸状組織で、これを通じて赤ちゃんは母親から酸素と栄養を受け取っています。
絨毛がんは流産や死産、正常分娩の後に残った絨毛などから発生します。

・未分化胚細胞腫
悪性腫瘍に分類されています。
思春期にみられる腫瘍で、卵巣卵管切除による腫瘍摘出と化学療法の併用により、約90%の生存率です。

この他にも、胚細胞腫瘍には様々な種類があります。
多くの種類のある卵巣腫瘍のうち85%は良性であり、卵巣がんではありません。
しかし、卵巣がんは進行が早く自覚症状が乏しいので、注意の必要ながんなのです。




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卵巣腫瘍と卵巣がん―性索間質腫瘍

卵巣は主に、卵巣の表面を覆う表層上皮、ホルモンを作る細胞である性索間質、卵子のもとになる卵細胞(胚細胞)という組織から形成されています。
卵細胞を性索間質が取り囲み、卵胞を形成しています。
卵巣腫瘍のうち、性索間質にできる性索間質腫瘍は次のものがあります。
性索間質腫瘍は卵巣腫瘍のうち5%です。
性索間質腫瘍にも、良性腫瘍・悪性腫瘍(がん)・良性と悪性の中間の性質を持つ中間群(境界悪性)があります。

・セルトリ・間質細胞腫瘍
高分化型は良性として扱われますが、中分化型は中間群、低分化型の悪性腫瘍に分類されています。
発生した組織に近ければ近いほど高分化と言われ、反対に低分化とは発生した組織との類似点が少ないものを指します。
・顆粒膜細胞腫
中間群に分類される腫瘍です。
・線維腫
線維芽細胞(せんいがさいぼう)からできる腫瘍で、良性腫瘍に分類されています。
・莢膜(きょうまく)細胞腫
莢膜細胞からできる腫瘍で良性です。
莢膜とは卵巣の卵胞を包む結合組織の層で、莢膜細胞とは、卵胞内で性ホルモンを作り、卵子の発育に重要な役割を果たしている細胞です。
・線維肉腫
線維芽細胞からできる腫瘍で、悪性腫瘍に分類されています。
線維芽細胞とは、コラーゲン繊維をつくる細胞のことです。

このように、卵巣腫瘍は多くの種類に分かれていますが、85%は良性です。
ただし、卵巣がんは発生関連する強い要因がありません。
卵巣がんは自覚症状も少なく進行した状態で発見される事が多く、注意が必要ながんなのです。



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子宮筋腫と診断

子宮筋腫は良性の腫瘍であるため、放置して生命に関わる事態に至ることはありませんが、不快な症状や筋腫の発育が進んでいる場合にはできるだけ早く診断を受けることが望まれます。

子宮筋腫の診断は婦人科、産婦人科で受けられ、一般的に問診、触診、超音波検査が行われます。
問診は問診票、もしくは口頭によって現在の症状や過去の病歴、初経年齢、月経周期などに答えます。

触診では膣内に挿入した指と下腹部に当てた手によって子宮や卵巣の状態を調べます。
子宮の後ろ側にも筋腫があるかを調べるために、肛門と膣から調べる直腸診という方法もあります。

小さい筋腫や正確な位置、数を特定するために超音波検査も行われています。
超音波検査には経腹法と経膣法があります。
経腹法では腹部に超音波を送受信する器具を当てて内部画像を映し出す方法で、10センチ以上の大きな筋腫の検査に適しています。
経膣法では膣に細い器具を挿入して内部を映し出す方法で、小さな筋腫でも高い診断率で発見することができます。

粘膜下筋腫の疑いがある場合には子宮鏡検査が行われます。
これは膣から挿入した子宮鏡で子宮内腔を直接観察することができる診断です。

また最近ではMRIによる診断も普及しています。
これは超音波検査で腫瘍があった場合や診断ができなかった場合に行われる検査です。
MRIを持たない病院ではCT検査が行われることもあります。

こういった検査の他にも触診や超音波検査の結果によって、必要に応じて特別な検査が行われることもあります。




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子宮筋腫のできる場所

子宮筋腫と一口に言っても筋腫のできる場所は人によってさまざまです。
子宮筋腫全体のうち、95%は子宮体部に発生し、残りの5%は子宮頸部に発生しています。

子宮体部にできる筋腫はさらに場所によって大きく3種類に分けられています。

子宮の筋肉の中にできる筋腫を筋層内筋腫と呼びます。
子宮の内側を伸ばすように発育するため月経量が増え、月経痛や貧血などの症状が表れます。
また不正出血が続くこともあります。
さらに卵管が圧迫されると不妊症の原因となることもあります。

次に子宮の表面に突出して発生し、外側に向かって発育するものを?膜下筋腫と呼びます。
大きく発育した漿膜下筋腫はお腹の上から触ると固いしこりがあるのが分かります。
他の場所と比較すると最も症状が少なく、また筋腫が大きくなるまで症状が現れないことが多いのが特徴です。
筋腫が発育して大きくなると下腹部に圧迫感を感じ、膀胱を圧迫すると頻尿、尿閉、直腸が圧迫されると便秘などの症状が表れることがあります。
また背中の方にできると月経痛以外の腰痛なども起こりやすくなります。

また、子宮の内宮に突出し、内宮に向かって発育していく筋腫を粘膜下筋腫と呼びます。
この場合、月経量が増えて月経痛や貧血がひどくなり、不妊症や流産の原因になることもあります。
中でも筋腫が膣に向かって発育する筋腫分娩ではおりものが増える、月経以外にも出血が続くなどの症状が出ることもあります。

現代最も多いのは筋層内筋腫で、次に漿膜下筋腫、粘膜下筋腫が続いています。


posted by 美容の法則 女性の悩み 女性病 at 16:42 | Comment(0) | 子宮筋腫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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